おおば裕子
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ボール遊びができる公園の整備について、質問しました。(決算審査特別委員会④)

中原区は人口急増地ですが、不足している施設として公園もあります。子どもたたちがのびのびとボール遊びできるような空き地や空間が少なくなり、公園もその条件がなかなかありません。ボール遊びができる公園づくりができないか、今回、質問をしました。私の家の近くには、職業技術校の跡地がありますが、この土地がそうした場ならないかと、思いをめぐらしながら、質問をしました。

(おおば裕子) ボール遊びができる公園の整備について、伺います。 わが党がとりくんでいる市民アンケートには、ボール遊びができる公園を求める要望が多数寄せられています。

紹介しますと、「子どもの数が多いのに公園ではボール遊びなどはやってはいけないなど、子どもたちがのびのび遊べるところがありません」「ボール遊びをする子が多いのですが、小さな公園や駐車場などでとても危険だし、他の人に多大な迷惑をかけています」「子どもたちがおもいっきり身体を動かして遊べる場所が少ない。特に最近はボール遊び禁止となっている公園が多く非常に困っています」「子どもの運動不足につながる」などの声です。

身近な街区公園はボール遊びが出来ないために、道路やマンションの駐車場でボールで遊ぶ子どもたちがいて、危険な場面に遭遇することがあります。中原区などは人口増にともない子どもたちの数も増えています。

親御さんの声にもあるように、思いっきりボールや身体を動かせる場について、子どもの発達成長との関係で、どのように受けてとめますか。まず教育長に見解を伺います。

(金井 教育長) 運動と子供の発育成長についてのご質問でございますが、、発達成長期にある子どもたちにとって、体を動かして運動することは、成長・発達に必要な体力を高めることはもとより、運動・スポーツに親しむ身体的能力の基礎を養い、病気から身を守る退職を強化し、より健康な状態をつくるうえで重要なものと考えております。

(おおば裕子) 建設緑政局長にお伺いします。

そこで、ボール遊びができる公園の設置の条件として、他の利用者の安全確保、スペースの確保、地域の方々の理解、地域の利用のルールづくりが不可欠で、その条件が整い、利用者の要望に基づき、公園管理運営協議会の同意を得てコーナーを公園内に設置することが可能と仄聞しました。しかし、キャッチボールができる公園、または、ボール遊びができる公園をと、要望があって公園管理運営協議会に検討された事例ないと事前の調査段階で、伺いました。

キャッチボールなどの練習ができる4箇所の公園は、フェンスや樹木を囲いコーナーが設けられています。そのうちの中原公園は、一定の広さもある地区公園です。他の3箇所は街区公園であり、一番面積が小さい渡田第1公園は、3655平米なので、この規模ならば、キャッチボールができる条件の公園は、いくつか設置できるように思います。どういう経過で街区公園に設置できたのか、伺います。 この4箇所以外の街区公園で、ボール遊びができる公園を進めるうえでの課題についてお伺いします。

(栗林 建設緑政局長) キャッチボールなどができる公園についてのご質問でございますが、市内にキャッチボールコーナーがある公園は、藤崎第3公園、渡田第1公園、川崎市中原平和公園、上麻生隠れ谷公園については、平成15年の再整備の際に地域の方々からの要望により整備せたのものでございます。

次に公園でボールアぞ日ができるようにする上での課題についてでございますが、地域のみなさんから様々なご意見が寄せられておりますことから、後日問にございました一定条件のなかでも、特に地域における合意形成が重要な課題となっているところでございます。

(おおば裕子) 川崎市内には、住区基幹公園が971箇所もあります。上麻生隠れ谷公園だけが地域の方々からの要望でボール遊びができる公園として整備をされたということですから、経過など詳しくつかんで生かしていくべきではないでしょうか。

先ほど紹介をした声は、中原区在住の方々ですが、中原区は、2009年の調査では、7行政区の中で住区基幹公園が93箇所と幸区についで公園数が少なく、面積は、14.07ha、小学生1人あたりの面積も12.60㎡と7行政区のなかで、最も少ない行政区になっていると同時に公園が新しく、20年度から設置をされていません。紹介した声が中原区以外でも多数よせられています。

様々な意見もあると思いますが、ボール遊びができる場所が少なくなってきているだけに、地域任せにして、(住民からの要請)上がってくるの待つだけでなく、整備の条件がある公園にでむいて、情報提供や意見交換すべきと思いますので、これは要望します。またの機会に質問させていただきます。