6月議会・一般質問(2)バス路線の充実(7月1日)
(2)バス路線の充実について、伺います。
大庭 質問1
2019年度、市内バス路線のネットワークのニーズの多様化を進めるための「利用実態調査」の実施にともない、バス路線の充実を求める期待が寄せられています。
中原区の下小田中南部また井田の地域内での交通アクセスの充実を何度も取り上げていますが、この地域内には、民間の臨港バスが武蔵中原駅から新川崎までの区間を運行する路線があります。以前は、昼間の時間帯も運行されていましたが、今は、朝夕の時間帯しかバスは走っていません。高齢者が増え、日中も運行してほしいとの声が出されています。バス路線の充実に向け、民間バスとの連携について、こうした路線についても見直しの対象になるのか、伺います。
また、この臨港バス路線の近くには、国際交流センターをはじめ、川崎市聴覚障碍者情報文化センターや井田老人憩いの家など、市民が利用する施設が集中し、国際交流センターでは、期日前投票所になっています。さらにこれから外国人市民の相談窓口も新設されることからも、利用しやすい環境整備が必要です。そのためにもバスの新路線を検討すべきです。まちづくり局長に伺います。
まちづくり局長 答弁1
路線バスネットワークについての御質問でございますが、
現在、市域を運行する路線を対象に、バス利用者の詳細な利用実態調査を進めており、調査結果の分析を行ってまいります。
この調査に加え、駅や公共施設へのアクセス強化や、路線バスが利用しにくい地域特性、地域需要等を踏まえ、様々な観点から検討を進めてまいります。
今後、バス事業者と意見交換を行いながら、市域全体の一体的かつ機能的な路線バスネットワークの再編に向けた取組の方向性を示してまいります
大庭 意見要望
利用実態調査は約4000人の調査員を動員しての大規模な調査と聞きました。市民や地域から期待に応えたバス路線の充実を図れる事業に結びつくよう要望しておきます。
大庭 質問2
フロンターレの試合の日のバス運行についてです。宮内に住む地域の方からフロンターレの試合の日に、一般客用のバスにもサポーターの人たちも多く乗りこみ、乗車できなかったり、また、自宅に帰るまでにかなりの時間がかかって大変な思いをしたとのことです。現状と対策について交通局長に伺います。
交通局長 答弁2
川崎フロンターレのバス運行についての御質問でございますが、
川崎フロンターレのホームゲーム開催時につきましては、土曜・休日はキックオフの3時間前から、平日は2時間前から、東急バスと共同で小杉駅前から等々カグランド行きの臨時直行便を約5分間隔で運行し、多くの観戦者に御利用いただいているところでございます。また、運行に合せて係員を配置し、直行便への利用を案内しているところではございますが、一部の観戦者が一般の路線バスへ乗車してしまうため、混雑する状況がございます。
今後につきましては、引き続き係員により直行便への利用を促すとともに、川崎フロンターレ側へも、観戦者より一層直行便を利用するよう周知などについて、調整を図ってまいります。
大庭 質問3
ぜひ、よろしくお願いいたします。
ベンチと上屋の設置についてです。中原区役所前のバス停に、ベンチと上屋を整備してほしいとの高齢者の方から要望がありました。武蔵小杉駅東口のから井田病院行きのバスが増便したため、区役所の前を運行する市バス路線は廃止され、現在は東急バスだけとなっているバス停です。つい3年前まで、市が管轄し、設置は可能だったことになります。市民にとっては、バス路線は廃止され不便になったうえに、こうした要望に対しても受けとめてもらえなかったということがないよう、東急バスにも交渉して設置をすべきです。伺います。
交通局長 答弁3
ベンチ及び上屋の設置についての御質問でございます
中原区役所前の停留所につきましては、平成28年に一部路線を見直したことに伴い、現在、市バスでは使用しておらず、東急バスが管理しているととろでございます。
しかしながら、御指摘の件につきましては、東急バスにその旨を伝えてまいりたいと存じます。
大庭 意見要望
東急バスに伝えるというとのことですので、お願いします。しかし、東急バス側から前向きな回答が得られない場合は、(ディスプレイお願いします)歩道と区役所は隣接しています。区役所敷地内に設置は可能だと思いますので、区役所、関係局と調整を図っていいただき設置できるよう要望しておきます。