こどもの未来をひらく川崎集会に参加しました
2007,12,28, Friday
市民と教職員がいっしょに教育の問題を考える第18回「子どもの未来をひらく川崎集会」が12月2日、川崎区の市立富士見中学校で開かれ(約300名が参加)、私も参加をしました。
梅原利夫和光大学教授(教育学)が講演し、全国一斉学力テストの問題点を告発しました。「本当の学力向上には役立たず、人間をランキングで見る社会をつくる」「テストは弱肉強食型の競争感をあおるもの」という話にはうなずくばかりでした。
分科会では、「いま、中学、高校は?」のテーマで、学校や塾の先生たちから受験制度で苦しむ子どもたちの実態をうかがい知ることができました。長く個人塾を経営している先生からは、「経済的な問題で教育格差が生まれている」「学習テクニックではなく子どもに寄り添って学習することが大切」などが話され、高校教師からの「前期・後期の入試制度は改めるべき」との指摘に、私もこの声に応えて行かなければと痛感しました