市民劇場の例会「父と暮らせば」を鑑賞しました。(6月8日)
原爆投下後の広島を描いたお芝居。「父と暮らせば」を鑑賞しました。原作者は 今は亡き9条の会の呼びかけ人の一人井上ひさしさん。次世代に語り継ぎたい、井上戯曲の最高傑作にしてこまつ座のライフワークとなっている作品です。
映画では、主演の宮沢りえさんでしたが、あの頃から深みのある演技をするようになったような印象があります。
お芝居は、父役辻萬長さん、娘役 栗田桃子さんの二人芝居。素晴らしかったです。父と娘が、お互いをいたわり愛情深く思いやるやりとりは、最後はじわっ~とくる内容でした。
そして、戦争によって、どれだけの人が傷つき、辛い人生をきざんできたことかと・・・。今まさに、戦争法案を成立させようとする安倍政権の動きと重ねて観ないわけにいきません。
次の例会は8月。小林多喜二の「蟹工船」です。前回、前々回と鑑賞を逃してきたので、今度も必ず観られるようにしたいと思っています。