「核兵器廃絶」を訴え、中原区内を平和行進しました。(5月8日)
核兵器全面禁止とともに、大震災の被災者支援、自然エネルギーの転換を合言葉に「2012年国民平和大行進」(東京―広島コース)が5月6日、東京都江東区の夢の島から出発しました。8日に中原区入りした平和大行進には120名が参加し、午後からの中原平和公園内の平和館から新城公園までの道のりを行進してきました。
「こんにちは~。平和行進で~す」と声をかけると、沿道を歩くお年寄りなどから、「がんばってください」と深々と立ち止まって挨拶をしてくれたり、お店の人が外に出てきて手を振ってくれたり、マンションのベランダから、若いママが赤ちゃんの手をとっていっしょに歓迎してくれたりと、まったく知らない人たちが笑顔で応えてくれると、「どこかで気持ちが通じ合っている」という思いにさせてくれるのが平和行進です。地元を行進するので、顔見知りの商店街の方とも挨拶をかわしながら楽しんで歩いてきました。
「今年の行進は、どの地域もが反応があるよ」と、広島まで通し行進をする方が話していました。 昨年の福島原発事故の影響もあって放射能による恐ろしさを身近に感じている世代が増えその影響が広がっているように感じます。今なお、地域や家族がバラバラになって生活を強いられている福島の被災者の思いに心を寄せながら、「核兵器はいらない。そして原発もいらない」。この声を響かせて、熱い夏に向かっていきたいと思います。