「中原区の地域防災と災害に強いまちづくりを考えるつどい」を大戸会館 で開催!(7月18日)
7月18日「中原区の地域防災と災害に強いまちづくりを考えるつどい」を大戸会館
で開催しました。東日本大震災は、地域のみなさんの防災に対する意識を変えていま
す。みなさんにとっても関心を高いテーマだけに、党主催の集いに50名を超える地
域の方々が参加されました。講師には、自治体の防災づくりの専門家・国分寺市に防
災公園をつくってきた中村八郎先生を迎えて、中原区また、大戸(新城)地域の震災
事の避難所、防災拠点はどうなっているのかなどお話をしていただきました。
川崎市は、緊急時の避難場所となる公園や緑地は、県全体が一人当たり4.71?に
対して、3.66?と低く水準です。(全国平均5〜6?)県の平均まで引き上げる
には、今後150ヘクタールの公園整備(下小田中の技術校跡地150個分)をする
必要があるとの話しには、「川崎は遅れている」という声がもれました。広域避難場
所については、等々力緑地、多摩川河川敷、中原平和公園と井田のリハビリテーショ
ンセンター(現在は、工事のため位置付けていない)ですが、多摩川の水害が起きた
場合には避難場所が洪水となり機能しないことがハザードマップをみても明確になり
ました。先生は、「震災と水害の避難場所が一緒になっていることは問題で、分ける
必要がある」との指摘がありました。このつどいで、「何もない空間、何でも使える
オープンスペース」は、市民に安全を守るために大きな価値があることまた、公園や
緑地というのは努力しないと増えていかない遅れた分野にあることもよく解りまし
た。
職業技術校の跡地ついては、「市は買って土地を確保すべき」とのお言葉をいただ
き、「警察官舎計画は決まったことだからしょうがない」とあきらめることなく、み
なさんと最後まで力をあわせて行政に働きかけていきたいと思いました。